実は、英国に住んでいたりする。
日本でどのような報道をされているか分からないが、
ロンドン北部で一番最初に起きた暴動と、
その後の暴動とでは種類がまったく異なると思っている。
ロンドン北部で起きた暴動は、
黒人男性を撃った警官に対する親族、友人らの抗議だった。
男性が先に警官を撃ったのか、警官が先なのか?
そもそも、ロンドン市内の一般警察は、
銃を所持してはいけないことになっているのに、
なぜ、その警官は銃を所持していたのか? など、真相は闇の中。
暴動の起きたエリアでは、過去にも警官による一方的な暴行があったため、
今回もそれ同様なのでは・・・という見方もできなくはない。
エリア的にもイギリス人よりも、低所得者、移民の割合が多く、
階級社会、移民問題など、さまざまな問題をはらんでいるのだ。
それゆえ、最初の暴動は行き過ぎたものではあれど、
反警察、反人種差別を主張したものと捉えることができる。
しかし、それ以降の暴動に参加している若者はどうであろう。
ホリデイで暇を持て余していた彼らにとって、
リアルな場での略奪、破壊は面白くて仕方ない。
そう。言わば、ゲームを楽しんでいるように思うのだ。
反社会? 反政府? そんなことを考えている人が仮にいるのならば、
1割にも満たないのではないだろうか。
暴動に参加している若者たちは、
窃盗、破壊が罪だと思うことはないだろう。
それはなぜか。
半永久的にもらえる失業保険の恩恵にあずかりながら、
安物のドラッグと酒とセックスにおぼれた親たちが、
教育の代わりにジャンクフードを子に与える。
ここに原因の一つがあるように思う。
盗み、レイプ、殺しが罪になるってことは、
国(人間)が勝手に決めたルールであり、
動物たちの世界では罪ではない。
生きるためには盗みもするし、殺しもする。
子を産むためのメスがグループにいなければ、
レイプしてでも自分らの子を孕ませればいい。
それが「いけないこと」だという認識ができるのは、
親、友人、学校などの当人を取り巻く周囲から学び、
理解する過程が必要なのだ。
暴動に加わっている彼らの周囲には、それが無い、
もしくは極端に欠如しているのではないかと思っている。
10代中盤まで育ってしまった彼らに
罪の意識を与えるために、英国は何をすべきなのだろうか。
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自らの見聞きしてきたこと、調べたうえでの、自分なりの結論です。
暴動に加わっている若者すべての環境が、上記のような状況であるわけではなく、
中には面白がっている輩もいます。10代半ばなんて、
ちょっとした悪さをしてみたくなる時期なのだから。